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たとえ君が、傷ついても
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「トムさん、こっちの仕事は、片付きました」
「あー…お疲れさん」
と、言ってきて、バニラシェイク片手に飲んでいた。
「良くも、まぁ、それは、好きだな」
と、トムさんは、嫌そうな顔もしていた。
甘い香りが、口の中に、溶けていった。
わずながら、甘ずっぱさを感じた。
「眠そうな顔してると、思いきや、バニラシェイクとな?」
「まぁ、はい、そうですね」
と、静雄
何でか、楽しかった。
と、静雄は、心の内に止めた。
トムという、温かい先輩を手にして、物凄く、嬉しくなってきた。
「トムさんは、俺の気持ちを分かってくれていて嬉しいです」
と、静雄は、思い浮かべながら、言っと退いていた。
「そうか、それは、助かるよ」
と、トムは、言った。
木のゴムのような、椅子から、立ち上がって、トムは。
「よし、どこか、回って行こうか、連絡くるまで」
と、トム
「はい、分かりました」
と。
静雄は、申し出た。
その時だった。
あいつからのメールは。
しずちゃんって、女の人嫌いなんだね?
と、メールが、来た
読み進めていくと、そこには
トムさんに、ついて、が、出ていた。
驚いた、静雄は
「ちょっと、用事が、あるので、出ます」
「あぁ、わかった」
と、トムが、言った。
あいつの事だ、きっと、ろくでもないか事なのだろうと、思った。
「イザヤ…お前か」
静雄は、裏通りを歩いて行って、そいつに会っていた。
「ご名答」
と、そいつは、言っとけた。
「しずちゃんの事だから、きっと、女の人嫌いで、その人の事好きになって、天津の帰って…ヤったり…とかさ?」
等と言っていた。
静雄は、何故、女の人嫌いを知っているか、何故トムさんの事を知っているか、分からなかった。
でも、静雄は、それに対しても。
「お前に関係ないだろう?」
「その人に、言われたら、どうするの?」
一瞬、びくっと、なった。
その人とは、と、当てはまる人は、一人しか、いないと、思った。
けど、その人だ、言うまでもない
「言うはずは、ないだろう?」
と、静雄は、言っていた。
「あぁー…そうか」
と、そいつは、言った。
その時、メールで、その人から、来た。
明日は、休みだし、どこかへ行こうか?
って、来たので、嬉しくなり、思わず。
「はい、よろしくお願いします」
と、打っていた。
そこまでも、早く打てるなんて、思わなかった。
嬉しくて、温かい
静雄は、そう、思いながら、携帯電話のメールを見て、閉じていた。
あの人は、いつまでも変わらないなって、思っていた。
「でしょ…トムさん…」
なんて、事を口に、しながら