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君が、好きになっていても
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夕方の頃だった。
静雄は、片手で、日を隠した。
あぁ、また、あの人に会うのか、幸せだなと、静雄は、思った。
少なからず、好きになったのは、夕べの事だ。
静雄は、今でも、田中トムの事を思っている。
「また、会える事を祈っています」
用事が、あるらしいと、静雄は、トムから聞いた。
そういう事も、あると、静雄は、思ったらしい。
ヴァローナに、用を済ませようと、考えた静雄は、ヴァローナに、聞いた。
そしたらだ。
「あなたの考えている事を大切にとは、思いません」
と、通達が、来た。
びっくりした静雄は、透かさずトムに、連絡をした。
トムからは、こう出た。
「お前の考えている事を大切に思えて、少なからず、愛したい」
と、言っていた。
嬉しいそうに、笑った、静雄は、透かさず、トムに、メールをした。
「俺は、あなたを愛せない。それでいて、愛する余地もない」
と。
そしたら、トムから、は、こう出た。
「俺の方こそ少なからず、愛したいよ」
と、メールで、来た。
むず痒い、思いをして、トムに、対してこう切り出した。
「愛したいです、あなたの事を」
それでいて、笑いが、止まらずに、トムの自宅前へと、駆け付けた。
扉をドンドン叩きながら、言ってきた。
「トムさん!」
「おー!静雄!」
静雄は、言った。
どれだけ、あなたを好いているか。
どれだけ、思っているか。
ヴァローナは、言うであろう。
「あなたは、私よりは、優れていない」
と。
「好きです。トムさん」
と、静雄は、言った。
「あぁ、好きさ、大好きだ。」
と、トムは、言った。
抱き合った、二人は、静かに笑った。
静雄は、言った。
「ヤられたいです」
静雄は、両腕を、トムの身体へと、絡めた。
好きですと、静雄は、申し出た。
トムは、言っとけた。
「好きだけど、緊張して、無理がある」
と。
嬉しく笑った、静雄は、軽いキスをした。
「そのぐらい、あなたの事を愛しているのです」
そう言っとけて、また、キスを、した。
「そこまでか…」
と、言いのけた、トムは、自分から、熱いキスを、お見舞いしてやった。
「ふぇ…ふぅ…ふぁは…」
急な出来事で、静雄は、焦った。
身体に熱を持ちながら、静雄は、焦った。
トムの右腕が、静雄の体をなめとった。
「ちょっと!!やめて下さい!」
と、静雄は、言いのけた。
トムは、無造作な顔を、して。
「したいと、言ったのは、そっちだろう?」
と、言った。
焦った、静雄は
「そうでは、ないよ!」
と、言いた。
そうかと、言ったトムは、熱いキスを、した。
「そのぐらい好きって、事だよ」
と、言って。