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Ownership③
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「……湿ってんな」
「っ!!!」
下着の上からアマンダの大事な場所、恥部を人差し指で一直線に撫でる。
…撫でると言ってもキッドの力では撫でているつもりでも下着の上から指が食い込んで敏感な秘芽を触ってしまい、その度にピクリと反応してしまう。
先程のキッドやキラーの所為や待ち望んでいた刺激に悦を感じやはり反応して濡らしてしまっていた。
「女、てめェはこのおれに嘘をつきやがった。
それでいいんだな?」
「あっちが…違う…あぁ…あっ!!」
「違わねェだろ、何なら強情なお前でも認めざるを得ないようにしてやるよ」
「…え?
……っ!?あっ!だめぇ!!」
今度は三本の指の腹で恥部を強い力で撫で上げ、アマンダの呼吸に合わせる事なく無遠慮に弄ぶキッド。
下着の上からとはいえ強い快感にアマンダは早くも根を上げてしまう。
(だめ!だめ!こんなにされると……)
内なる快感を強制的に引き出され、やがてアマンダでもわかるように下着の中から何かグチュグチュと音がし始めてきた。
アマンダが感じている証である。
そして、アマンダを快楽の世界へ誘う予兆でもある。
「聞こえるか?てめェの嘘を証明する音だ。
………仕置き確定だな」
至近距離で妖しく言われ、下着越しにある敏感な秘芽を指で撫でられては、ビクッと反応し内なる欲を引き出される恐怖に慄くアマンダ。
ソコは、女の致命的な弱点。
快楽を得る為にあるような小さな芽。
どんなに強い女でも暗い快楽の世界へ堕とされる麻薬。
特にその場所が敏感なアマンダにとって、ちょっとした刺激でも脳天まで響いてしまう。
それをこの男に貪られるのだ。
「あ……あぁ……」
怯える顔で震えるアマンダを見て、先程の快感に酔っているのではなく先の快感に不安を覚えているのだとキッドは知る。
それが女のわかりやすい弱点だと瞬時に知り、あァ確かにこの様子では一人で海を渡るには無理だと笑う。
弱く、柔く、わかりやすい女。
海の荒くれ者に食される滑稽な姿を見て、これ以上ないくらい欲が満たされるのを実感する。
キッドは女の顔を掴み自分の方へ向けて固定しながら反応を一つ一つ確認する為に、下着の上から秘芽の周りをくるくると指を回す。
時折爪でその場所を軽く引っ掻くと面白いくらいに反応するアマンダに、この先の快感に耐えられるのかと思うキッドだが、もし耐えられなくなったとしても自分には関係のないことだ。今までにないくらい高揚感が消えないキッドは思う存分この夜の営みを愉しもうと胸を昂らせる。
「あっ……ふぁ…んっ」
優しい刺激だからか、女は何かに耐えるように押し黙ろうとする。
よくよく考えてみれば、確かに今は夜で皆各々の部屋で就寝中だ。
しかし、静まっているからこそ、女の声は響きやすいことに気づく。
もし今この状況で声に気づかれ部屋を覗かれたら終わりだ。
彼らの船員なら空気を読んで部屋には近づかないかもしれないが、ローなら別だ。
キッドと対等の立場にあるローなら臆せずこの扉を開くだろう。
このような乱れて姿をさらに多くの異性に見られるのは抵抗があった。
身体は素直に反応するが、声を出すまいと必死に口を結ぶ女を見て、キッドは口が吊り上がる。
無力な女が自分の腕のもとで無駄な抵抗をするというのはますます男の欲を煽る行為でしかない。
「何今更我慢してんだ、泣き喚いてくれねェとつまんねェだろうが」
先程まで焦らすように秘芽の周りを撫でていた指が抵抗を止めろと言わんばかりにその場所を下着越しからキュッと摘む。
その刺激にビクンっと大袈裟に反応するが、辛うじて声は我慢出来た。
「んんっいやっ……こんなの……見られたくな…」
「それは誰にだ?おれか?キラーか?それとも…」
「あ……ん……」
「………トラファルガーの野郎、か?」
その男の名が出た瞬間、ビクッと飛び跳ねるように反応したアマンダ。
恐らく、彼も含めた他の就寝中の船員全てに見られたくないのだろうが、ローの名前だけ大袈裟に反応する彼女を見て、何故か、本当に何故なのか、キッドは無性に腹が立った。
「……気に入らねェ」
「ん………!?」
下着の上とはいえ、強い力で秘芽を押し潰しそのまま円を描く。摘み、潰し、引っ掻き、僅かな痛みも感じれる程の強い快感を与えられ、アマンダは声を我慢するのも限界が来ていた。
もう下着が意味をなさないくらいにビショビショに濡れている。
それだけでどれほどの快感が長い時間当てられていたのか容易にわかる。
「んんっ…ふ…ぁあ!んあ!」
「おい、声が出てんぞ。短い抵抗だったな女」
「やっ!だって……こんなの!!」
「人のせいにすんじゃねェよ、てめェが根ェ上げんの早すぎなのが悪ィんだろうが。こんなのまだ序の口だぜ」
確かにまだ直では触れられていない。
アマンダもいつもならこの程度では根を上げないのだが、相手がキッドなら話は別だ。
今までの恋人はアマンダの反応を気にしてあくまで彼女の呼吸に合わせてくれていた。
しかし、この王様は彼女に合わせることなく不規則に快感を与えてくるのだ。強引に、こちらの都合など御構い無しに。
次の刺激が予想できない程キッドの乱暴な悦楽は常軌を逸していた。
だが、まだ序の口なのだ。
絶え間ない快感に身を震わせ、早く夜が明けてほしいと願うアマンダ。
しかし、無情にもその様子はなく、目の前のキッドに縋るしか方法はなかった。
「んん……キッドさ……お願い、も、もう……」
「あァ?もう我慢出来ねェってか?耐え省ねェ女だな」
「なっ!ち、ちがっ!もうやめてほしくて…んあっ!」
「〝ヤメテ〟欲しくねェからこんなに濡らしてんだろうが。甘えた声出しやがって
いいぜ、望み通りくれてやる。
失神しようが気が狂おうが関係ねェ。
面白ェくれェにぶっ壊れろ。キラー!」
キッドがそう言うと、呼ばれたキラーは快楽に震える彼女の脚の間に自分の脚を入れ、そのまま彼女の片方の脚を広げた。
同時にキッドはアマンダの下着の中に徐にその大きな手を突っ込み、赤く充血し腫れ上がった秘芽を人差し指の腹で前触れもなく押し潰した。
「ひっ!ああああああっ!」
突然の強い刺激に全身を震わせ悲鳴にも似た声を上げるアマンダ。
溢れ出る涙など御構い無しに、キッドは彼女の膣孔から出る悦びの蜜を掬いとって散々下着の上から虐め抜いたせいでビクビクと鼓動を打つ秘芽に塗りつけ滑りを良くする。
一番力の入れやすい親指でグリグリと加減なく押し潰し、弾き、扱き、弄ぶ。
女がどうなろうが知ったことではない。
「やああぁっ!だめっ!!んんっ」
「いい啼き声だな。もっとおれ達を悦ばせろ、てめェの身体でな」
「だめぇ……そこだけはっ…ぁぁああっ」
最早声など我慢出来るはずもなかった。
想像を絶する快感はアマンダの全身を麻痺させる。
先や裏筋など様々な箇所を無遠慮に撫でられ、その姿まさしく海の外道共に囚われた捕虜の末路を鮮明に描いていた。
こんな男達から一時は逃げようと考えた自分が懐かしく感じる。
逃げられるはずがない、この男達から
憐れみを感じるどころか高揚感が昂まる事にキッドも悦楽を覚え、爪で引っ掻きながら秘芽を包んでいる皮を剥く。
キッドのその行為に気づいたアマンダは、彼が本当に自分を追い詰めようとしている事に恐怖を感じた。
「いやぁあ!キッドさ……やめっ…やめてぇ」
「まだ壊れるなよ、てめェがぶっ壊れるのはもっと先だ」
情などなく剥き出しにされた秘芽を蜜を塗りたくりながらグリグリと転がす。
同時に長く男らしい指を二本、濡れぼそった彼女の膣孔に躊躇いなく突っ込み中を掻き乱した。
恐ろしい快感にアマンダは悲鳴をあげながらそれだけでぶるりと身体を震わせ達してしまう。
中がキュッと締まったのを感じ、キッドは彼女の絶頂を感じ取る。
「何だ、逝ったのか?」
「………っ!」
未だ余韻にガクガクと脚を震わせながらその問いに答えられないでいるアマンダ。
出来ればこれで終わって欲しかったが、当然終わってくれるはずもなかった。
女に飢えたゴロツキが、この程度で満足するわけがない。
「言っとくがてめェが逝ったから終わり…だなんて思っちゃいねェよな?ここで終わるかどうかはおれ次第だ」
「っあああ…まっ…おねがい…休ませ…て…」
達した後は身体が余計に敏感になる。
これまでキッドの強烈な刺激に何度か達しそうになっていたらアマンダだが、その先の地獄を考えると更なる快楽が自分を待っているだろう。それを恐れて我慢していたのだ。
しかし、目前の男相手に我慢など無意味な抵抗が出来るはずもなく、拷問のような時間がやってくる。
甘く、危険で、蕩ける拷問だ。
未だ麻痺し続ける膣と秘芽に手を掛けると大きく反応するアマンダ。
息つく間も無く快楽を与えようとするキッドに、キラーはアマンダの両腕を拘束している手とは反対の手で徐に彼女の口を塞ぐ。
そしてその内の二本の指を彼女の口の中にねじ込んだ。
「…何のつもりだ、キラー」
「これ以上の刺激を与えるのなら、悲鳴を聞きつけて部屋にくる奴が現れるだろう。先を愉しみたいのなら声を聞くのは我慢しろ」
「チッ、しゃあねェな」
どうやらキラーはキッドを止めるつもりはないらしい。
それどころか更なる快感に声を出すのを我慢しろとアマンダに言っているようにも取れる。
そんな二人にアマンダは生きて帰れるのか本当にわからなくなる。
口を開かされているのに声を上げられないまま、甘い拷問は再開された。
「〜〜〜っ!んんっ!!んあぁ……」
逝った後の敏感な秘芽が再び弄られる。
皮を剥かれ中から鮮血のように充血した芽をいいように弄ばれ、二本の指が暴れまわる膣孔にはその凄まじい快楽を物語るような悦楽の蜜を溢れさせる。
部屋中に響き渡る蜜をかき乱された音。
グチャグチャと卑猥な音を出しながら時折アマンダの敏感な場所を擦ると彼女の身体が飛び跳ねる。
「んぁああっ!ふぁあああっ!!」
指を口にねじ込まれているせいで呂律が回らず声がうまく出せない。
キッドはそんなアマンダに鬼畜にも先程までアマンダの顔を掴んでいた手を離し、彼女の腰に回してグッと自分の方へ引き寄せる。
虐められている腰を突き出す形になり、よりキッドからの拷問を感じやすくさせる。
更に膣孔に入れてある指を三本に増やし、バラバラに動かしていた指をある一点に定めた。
「ーーっ!んんっ〜〜!!!!」
「わかりやすい反応しやがって、ここだろ?」
「〜〜〜っっ!!」
「海賊相手に簡単に弱点曝け出してんじゃねェよ、余程嬲り殺されてェみてェだな」
物騒な言葉に震撼するアマンダ。
キッドが定めた場所は彼女の最も感じる性感帯であり、恥骨の辺りにある下腹部の前壁だった。魅惑のその場所は先程掻き回されていた時に度々当たって反応していたため、キッドに見つかっていたのだ。
その場所に指の腹を当て、指を折り曲げながら擦るキッド。
器用に親指で秘芽を貪ることも忘れてはおらず、今までにないくらいの恐れていた快楽がアマンダを襲う。
「ひゃああぁぁあっ!!」
ボロボロと止めどなく流れる涙がその快楽の凄まじさを物語る。
今までの営みの中でも何度かその場所に触れることはあった。
しかし、最も感じる部分ではあるが、同時に傷つきやすいデリケートな場所でもあるためあまり長い時間触れられることは無かった。せいぜいインパクトを与える程度で、稀に強引にする者もいたが無遠慮にかき乱すため痛みが強く快楽など感じなかった。
しかし、キッドの力は秘芽をいじめる手はその男よりも無遠慮で力加減など考えてもいないのに、その性感帯を擦る手は屈伸するだけで優しいのだ。
その速度は恐ろしく速く、恥骨を振動させる快感をダイレクトに与えられ、痛みなどなく只々快感を得るだけ。
キッドはただ強く擦るだけでは痛みを与え、膣内を傷つけるだけだとわかっていた。
性感帯をより感じやすくさせる方法を、この男は熟知している。
ただの横暴な王ではない、優しいタッチにアマンダの鼓動はドクンと高鳴る。
乱暴で、外道で、身の毛もよだつ暴言を簡単に吐く男の愛撫と呼ぶべき行為にアマンダはまた身体の内から熱い昂りを感じる。
これは、絶頂の合図だ。
「ふぁああぁぁ…んんんっ!!」
「逃げようとしてキラーの指でも噛んでみろ。不可抗力だろうが遠慮なく殺す」
物騒な言葉の刃を突きつけられているのに、膣内を貪る手は相変わらず速く、優しい。
閉じられない口から涎が垂れてきて、その甘美で激しい快感に男の声を聞くだけで身体が跳ね上がる。
(お、おかしい……本当に私の身体、所有権がこの男に…)
やめてほしいのにやめてほしくない。
自分の身体なのに自分の事がわからなくなる。
キッドの思う通りに反応し、彼の思う通りに濡らし、中が締まる。
自分の身体がキッドの支配下にあるのを感じる。
「キッド、あまりやり過ぎると本当に壊れかねないぞ」
「止めるつもりもねェのに何言ってやがる、キラー。
文句があんならこのおれと戦ってみろ」
「クルーであるおれが船長に剣を向けろ、と?
……わかった、好きにしろ」
犯されている捕虜よりも自らが忠誠を誓う船長を選んだキラー。
その長い足で更にアマンダの足を開かせ、より快楽の淵へと誘われる。
身をよじりたくともキッドが腕を腰に回し固定しているため、それすらもできない。
「あぁああっんんん……!!ふぁあ!!」
「クク、そろそろか?」
「あっあっあっ!!……ぁぁああっ!」
込み上げて来る最高の悦楽。
同時に尿意のようなものが膣内から感じられる。
オーガニズムを感じるその性感帯を虐め続けると、その証として潮を吹くこともある。
それを感じ取ったアマンダは拘束されながらも頭を精一杯振り乱し、限界を訴える。
しかし、キッドの手は休まることはない。
そらどころか中の締まり具合を感じてアマンダが今度は深い絶頂に達することを知った彼はより親指で秘芽を押し潰したまま円を描き、性感帯を擦る指の速度はどんどん速くなっていく。
いきなり強烈な刺激を与えると、本人の意識なく絶頂に行ってしまうため、徐々に速度や力を加えて、長く、より長く絶頂を感じさせようと、アマンダをじわじわ追い詰める。
(だめっ!出ちゃう…出ちゃう!もう……)
徐々に追い詰められる感覚に天国どころか地獄へと連れて行かれる。
下半身をガクガク震わせ、熱い昂りが足先から脳天まで駆け上がっていく。
キッドがトドメと言わんばかりに強い力で秘芽をグリグリと押し潰した時、その波は襲いかかった。
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