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神とピエロと召使い
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ここは神様界またもや『ラインズレルフ』この世界では、ある優しく強い神によって守られていた…
第1話 ド緊張新入り召使い
?「お母様ー」
?「ままー」
?「まぁまー」
三人の幼い子供がお母さんを読んでいる。
?「はあぁい♡」
嬉しそうに子供達の方へかけて行くのはこのラインズレルフを守っている フィラルト
?「フィラルト様、待ってください!!」
息を切らせながらおいかけてきた召使いナスナ
ナ「はあはぁ…… フィラルト様?! いくら子供が可愛いからって走らないで頂けませんか? はぁはぁ」
フィ「別にいいじゃない、可愛いのだから」
フィラルトは、息も切らせすにこにこしてナスナにそういった。
フィ「そう言えばナスナ、私の子供と初対面ね♪」
ナ「はっはい…… 子供が三人も珍しいですね」
フィ「そうかしら?」
ラインズレルフでは、子供が産めないことになっており、子供が欲しい時大鏡に頼むことになっている、だがラインズレルフでは仕事が忙しく子供など育ててる時間が無いため子供が二人以上いるのは珍しいことなのだ。
?「ママーー!!!」
一番最初にフィラルトの抱きついたのは、四歳長女のミュレ
?「まぁまー」
てくてく歩いてフィラルトの元に来たのは、三歳次女のラル
?「お母様!」
大きな分厚い本を片手に持って来たのは、五歳長男のヨロンである。
ヨ「お母様、見てください! この本1週間で読み上げたのですよ!」
にこにこしてお母さんに自慢している
ミュ「ミュレちゃんだちゅってこの絵本読めたんだよぉ」
見てみてとヨロンに負けずお母さんに自慢するミュレ
ラルは、大人しく歩く練習をしている。
フィ「うんうん、ヨロン、ミュレ良くやった。」
よしよしヨロンとミュレの頭を撫でた
フィ「そうだわ あなた達に紹介したい子がいるの」
何だろうとヨロンとミュレは、首を傾ける
フィ「ナスナよ」
ナ「はっ…はじめましてっ わた…私ナスナと申しますっ… どうぞよろしくっお願い…します」
緊張して、言葉に合間がありまだ小さいヨロンとミュレには、何を言ってるか分からなかった。
二人は眉間にシワを寄せてまだ、首を傾げている。
フィ「……あっ あのね!」
フィラルトがフォローに入る。
フィ「今日からここに暮らすことになったナスナちゃん ヨロン達のお世話をしてくれるのよ 仲良くしてあげてね」
やっと意味が分かったらしくヨロンとミュレは、手をつなぎ、やったーとはしゃいでいる。
ナスナは、安心したせいか腰がぬけ床に座りこんでいる。
フィ「よーし そうと決まればお祝いでもしましょうかね〜」
ヨ・ミュ「さんしぇ〜い」
フィラルトは、お祝いに必要なごちそうを準備し始めた。