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両手で胸を不規則に揉みしだくとなまえの腰が揺れているのが分かった。唇を離すとぢゅう…とうなじに噛み付き紅い印を残す。
「銀時っ、そこバレちゃう…っ」
「髪の毛上げなきゃいいだろ」
胸の突起を優しく摘むと優しく捏ねる。すると腰がビクリと跳ねる。
「ここ好きだな、」
「ちがっ、はぁ…」
身を委ねるかのように寄り掛かり上目遣いで銀時を見ると髪の毛にキスを落とされた。
「やべぇかも、」
そう言うと銀時の大きくなったそれをなまえの腰にぐりぐりと当てるとむず痒い感覚に再び腰を揺らす。脚を開かせ、秘部の周りを指でなぞると息が荒くなる。
「んんっ、ぎん…っ、はっ…、」
「んー?」
意地悪するように耳を舐め上げ穴に舌を入れ動かし目をきつく瞑るなまえにニヤリと笑い舌を引き抜けば耳の縁をちゅうと吸い上げる。
「なに?どうして欲しいんだァ?」
「あっ、銀時っ…んっ、」
触れてほしい所に触れられないもどかしさから唇を噛み締め、言えば触れてくれると理解していてもなかなか口に出せずにいた。
「ほら、早く言えよ…」
秘部の肉を人差し指と親指でむにむにと摘まれ左手では胸を揉みしだかれていた。背筋を走る電流にも似た感覚がなまえを襲う。
「…っ、触って…くださいっ、」
「どこを?」
「〜っ、!」
ようやく言えたと胸を撫で下ろしたのも束の間、更に内側の理性を掻き立てるような言葉に頭の奥を溶かされた気分になる。もうどうなってもいい、はやく楽になりたい、その一心だった。
「私のっ…、」
「よく出来ました、」
***
時計の針は夕刻を指していた。風呂から上がり布団に横たわっている間に寝てしまっていたようだ。
くるくる髪の好きな人は隣で規則正しい寝息を立てて寝ていた。そっと頬に触れるとぴくりと動く。
「ん、、なんじ…?」
「あ、起こしちゃった?もうすぐ夕飯の時間になるよ」
「んー…」
両手を広げなまえを呼ぶ。胸の中に飛び込めばぎゅうと抱き締められ銀時の体温にホッとする。
「起きないの…?」
「もうすこし、このまま…」
すると再び寝息を立て眠りにつく銀時。その寝息と銀時の体温に再び睡魔が訪れ意識を手放した。