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白髭さんちにお邪魔します。
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あの後どういう流れでそうなったのか
目の前には大きな体格の白ひげさんが座っている。
「グララララ。オメェか、マルコに啖呵切った女は。名前はなんてぇんだ。」
啖呵切ったというか、コンプレックスを
貶されたからそれの仕返しだけども。
「いや、あれはマルコが悪ぃよ!親父!」
そういってスッと私の横に半裸が現れる。
「ッ////」
直視できぬ。
それを見ていた白ひげさん
鋭く目を光らせると私に向けてニヤリと笑う。
まるで私をからかっている時のマイの様だ。
「マルコがこいつに貧乳女って言ってるのきこえたぜ!」
「なんだとぉぉぉぉ!!!マルコ女の子にそれはダメだろ!!サッチさんは貴方をそんな子に育てた覚えはありません!!!」
「テメェに育てられた覚えはねぇよぃ。それに、ちょっとからかっただけだぃ。」
____ここはコント集団でも雇ってるのか?
エースの台詞をふと思い出す。
『フフッ...』
「「「ッ//////」」」
あの笑顔は反則だろっ!!!!
まったく、白ひげさんの船は楽しそうだ。
エースを、見上げると、ん?なんだ?と首を傾げて
ニコニコしている。
私はこの笑顔を守りたい。
そうと決まれば。
私は床に膝をついて膝の前に両手を置く。
『申し遅れました。ユカコと申します。この度白ひげさんの息子さんたちにこの船に連れてきていただいて至極光栄です。』
後ろの方でイゾウさんが
感心したように息を漏らしたのが聞こえる。
私はそこまで息を吸い込むと
額を床にくっつける。
『いきなりで、申し訳ありませんが。どうか白ひげさんの船に乗せていただけないでしょうか?』
みろ!これがジャパニーズ土下座!!
決まった☆彡.。←あほ
その場がしんと静まりかえる。
ゴクリと生唾を飲んで白ひげさんの返事を待つ。
「グララララ!野郎ども、念願の妹ができだぞ!」
「「「うおおおおおおおおおっ!!!!!」」」
「おめぇら!!宴の準備だよぃ!!!!」
『え、いいんですか?白ひげさん!!』
「おいおい、オメェ父親にむかって白ひげさんはねぇだろう。ニヤリ」
『!!!パパ~~ッ!!!』
私は走っていってパパの膝にしがみつく。
「「「ぱ、、、パパ!?!?」」」
『あっ、ダメだったかな?』
「グララララ!!いやぁ、悪くねぇな!!」
そう言いながらパパは私に手を伸ばすと
いとも簡単に私の体を持ち上げ膝に座らせてくれた。
それを見ていた息子達はいっきにどっと笑い始める。
こんなに人数がいるとすごい圧巻だ。
その中で宴の準備を忙しそうにしているサッチ
既にジョッキをかかげている笑顔のエース
頭を片手て抱えて親父は妹には甘いみたいだねぃ
とか言ってるマルコ
そして、
_____奥の方でチェリーパイを食べているティーチがいた。
....To be continue.