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レイに舐められた透明な跡が頬を伝っている…。
彼女はそれにすら感じてしまい、目を閉じて短い喘ぎを漏らした。
クッ…。
喉奥で笑ったレイは、白い腹に置いていた手を上へと伸ばし、ささやかな膨らみを鷲掴む。
両の手で乳房の形を歪ませながら、立派に勃った頂を筋張った指先で弾いた。
「ああっ!ヤッ、だめぇ…!」
「ダメはイイの裏返し…だな。素直に全部曝け出せばいい。」
「あ…はぅ、ァ…あん…」
脳を痺れさせるような低い声が、体の中にじわじわと染み入ってくる。
まだ僅かに残っていた羞恥心の最後の糸は、ブチッと大げさな音を立てて千切れた。
「は…あ、あんっ、ひァ…」
沙里の吐く息の色が変わる。
明るい光を宿していた瞳は霞みがかり、穢れた世界のみを映す。
蕩けた雌の表情は何とも妖艶で、レイは甲斐性も無く煽られてしまった。
「いいな…君は今までのどの娘より優秀だ…。さぁ、力を抜いて…そう。」
従順に、素直に。
言われた通りにすれば、甘美な享楽が待っている。
堕ちるのではなく、昇る。
地獄ではなく、天国。
少女は真上のシャンデリアを虚ろに見上げ、口元を歪ませた。
そんな沙里に応えるように、レイは膝を折り曲げてしゃがみこむ。
背中も丸め、目線の高さを台に合わせた。
目の前に広がる光景に生唾を呑み、尖った鼻先を近付ける。
「良い反応をするから、てっきり経験済みかと思ったが…やはり処女だな。」
まじまじと目を凝らして見てみれば、熟れた秘裂が口を開け、隙間から処女の象徴が覗いていた。
男を知らない花弁は薄桃色で、汚れを知らない。
レイは可憐な花に誘われるまま、健気に勃起した肉芽に口を近づけ…ペロリと一舐め。
すると、沙里は一際大きな嬌声を発して背筋を波のようにうねらせた。
「きゃあぁっ―――!あヒっ、あ、」
固定された手足が暴れ、秘部からねっとりと蜜が垂れる。
限界まで感度を高められていた身体は、ほんの少しの刺激で達した。
初めてのエクスタシーに身を焦がし、沙里の奥が熱く火照る。
余韻にビクビクと腰を跳ねさせ、生理的な涙が目尻から流れた。
レイは「そろそろか…」と独り言のように呟き、立ち上がって沙里の横側に移動する。
長い後ろ脚で台も沙里も軽々と跨ぎ、彼女の口元に下半身を寄せた。
「ある程度までは手伝ってもらう。いいな?」
意味深なことを投げかけ、腰を低くし、薄く開かれた小さな口に何かを入れる。
下半身の獣毛が沙里の顔にかかり、視界が奪われる。
表面がスベスベしていて、短い棒状の…使い物にならない頭でも、それが何かは本能で理解した。
すると何故だか愛しさがこみ上げて、沙里はすぐさま舌を絡めた。
「んム、ん…ふァ、」
それは、獣のごわごわとした毛に隠れた陰茎。
強烈な雄の匂いが鼻腔を突き刺すが、逆にその匂いで興奮が高まる。
脳髄が痺れ、体が浮くような酩酊感。
(あぁ…凄く美味しい…)
レイの陰茎は口にすっぽりと納まる程の大きさで、沙里は飴玉のように口の中で転がした。
「そう、もっと舌を伸ばして…裏を舐めるんだ」
上から降り注ぐ声に導かれ、沙里が舌の動きを変える。
裏筋に這わせ、小さな亀頭から根元までゆっくりと行き来する。
何度かその動きを繰り返していると、レイの陰茎に変化が訪れた。
「ん……!?」
可愛げのあった陰茎が、口の中で一度大きく跳ねた。
表面に太い血管が何本も走り、ドッと血潮が流れ込んだのだ。
どんどん亀頭が膨張して、口内の余裕が無くなる。
面影が無くなる程、驚異的なスピードで成長を遂げる彼の陰茎。
もちろん太さだけでなく、長さも如意棒の如くグングン伸びてゆく。
「うェッ、んぐ、んん…!」
「苦しそうだな。だがもう少し耐えろ。」
喉の奥まで侵入してくる張り詰めた雁首を、体は異物だと判断して吐き出そうとした。
しかし、簡単に吐き出されてはくれない。
それどころか、もっと奥まで入り込んで来る。
嘔吐く度に涙が赤い目尻を伝い、飲み込めない涎が顎から下をベトベトに濡らした。
「…よし。」
静かにタイミングを窺っていたレイは足をピンと伸ばし、体の重心を後ろに倒す。
「もういい。…よく頑張ったな。」
「んぅ、ん…んハッ…」
沙里を労る言葉をかけ、口からヌルゥ…と自身の肉棒を引きずり出した。
膨れた亀頭が唇から出た後、空気を吸い込んだ拍子にまたもや沙里が噎せて咳込む。
巨槍の表面には泡立った唾液が纏わりつき、テラテラと卑しく光を反射した。
再び沙里の脚の間を陣取ったレイは、そそり立つ熱塊に手を添えて行き過ぎた角度を調整する。
赤黒く充血した亀頭を秘裂に宛てがい、にゅっ、と押し付けた。
が、そんな簡単に入るはずがない。
なんせ、肉棒の大きさが桁違いなのだから。
沙里の処女穴は、せいぜい男の指一本が許容範囲だろう。
彼女の腕程の太さを誇る陰茎が、そう易々とナカに納まるなどあり得ない。
「ほぐす作業は手間がかかって嫌いなんでな。悪い。」
謝りながら、悪びれた様子など微塵も無いレイ。
焦点が行方不明な沙里を嗤い、邪魔なラビアを器用に退かす。
亀頭が、確かに入口を確保した――――――
「じゃあ……」
狼男の口角が上がる。
最後に切っ先で花弁をグリグリといたぶり、レイは今度こそ容赦なく腰を突き出した。
「ヒギッ…いぁあああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーー!!!」
部屋に充満する、壮絶な絶叫。断末魔。咆哮。
沙里の声は鉄の扉さえも揺らし、淫靡な空間を処刑部屋へと一瞬で変えた。
本能的に体は上へ逃げようともがくが、手足の拘束器具が皮膚に食い込んで痛みが走るだけ。
その間もレイの肉槍はラビアを巻き込み、内壁を目一杯押し広げて突き進む。
ブチッ…ギチッ…
ミシミシと体の中から軋むような音が聴こえる。
処女膜は早くに突き破られ、破瓜に伴う鮮血が愛液と混ざって流れた。
「ぉ゛あ゛あ゛あ゛…ん゛ッ」
可憐な少女は悲痛な大絶叫を響かせて、無慈悲な禊をその身に受けている。
肉壁がたっぷり濡れていたお陰で、挿入はまだスムーズに行われたのが救いだ。
「ほぉ…薄々感じてはいたが、これは予想以上に良い…」
三分の二がナカに呑み込まれた頃、レイが瞼を下げてにんまりと笑う。
ギュゥウ、と肉棒を搾るようなキツい締め付け。
蠢き、痙攣し、煮え滾った肉壁に食べられているようだ。
それに、沙里の蜜壺は今まで抱いた女の誰より奥が深かった。
「お前を味わえるのが一度きりなんて、実に勿体無い…」
レイの囁きなど、脳が沸騰した少女には聞こえていない。
激痛に顔を強張らせ、脂汗を流し続ける。
しかしナカの具合はかなり良いので、レイはお構いなしに最後の一押しを行った。
「あッ――――!んああ、う、ア゛…ああ!」
グチュン…!
「…おお…ピッタリだ…」
互いの骨盤が隙間なく密着し、凶暴な亀頭が勢いよく子宮口と衝突した。
レイが思わず感嘆の溜息を吐く。
極上の名器にありつけた悦びに身を震わせ、コリコリとした奥を先端で弄んだ。
「ひぃい!ああ!んあああ―――ッ!」
すると過激な電流が背筋を駆け抜け、沙里が大きく仰け反る。
子宮がカッと熱を持ち、股間に違和感が走る。
尿道から飛沫が噴き出し、黄色い液体をレイの下半身にぶっかけた。
「…また盛大にやられたな…全く。人間の娘は毎回漏らさないと気が済まないのか。」
少々苛立った様子の彼は、陰茎をズルズルと蜜口まで引きずり出し、子宮めがけて強烈な一撃を放った。
「ヒぎぃあああああ!はっ、ァ!」
張り詰めた雁首が肉壁を抉る。
老練な幹は秘豆の裏を擦り上げ、狂おしい程の快楽を彼女に与えた。
痛みに苦しんでいた沙里の体が、確かにその快楽を享受する。
断末魔が喘ぎ声に変わり、四肢が突っ張る。
沙里は、自分でも気づかない内に達したのだ。
「ぐ………」
艶やかな媚肉に揉み込まれ、肉棒が硬さを増してゆく。
レイは喉に突っかかったような声を出し、腹筋にグッと力を入れた。
自身の剛直を調節するためだ。
角度を上向きに保ち、固定する。
亀頭が爆発しそうに膨張して、鈴口がハクハクと蠢く。
「んハァ、あ…!ん…あぁあ」
「出すぞ……」
レイが言い切った瞬間、白濁が堰を切ったように流れ出した。
肉棒が焼ける程の快感を伴い、まるで噴火している気分だ。
どくん、どく…びゅる…っ
子宮口を叩く精子に沙里は熱の籠った吐息を出し、腰を捩って感じ入った。
「は…あん、奥、熱い…気持ちいい……」
蕩けた顔で感想を述べると、レイの目の色が変わる。
長い射精を終えてもなお、萎えない肉棒で奥を突き立てた。
「こんなものでは終わらないぞ。」
「んん…あぅ、あ…!」
沙里の額に、一筋―――玉のような汗が伝う。
秘裂の中で起きている異常事態を察し、体が硬直する。
なんと、陰茎が巨大化し始めたのだ。
完勃ちだと思っていた彼の剛直が、その脅威を更に増幅させている。
ギチギチだった壁を無理矢理広げ、肉筒をレイ自身の形に合わせて変えさせる。
元々ピッタリだった長さも、奥へ奥へと進むために子宮を押し上げ、その先にある内臓をも押し潰す。
脊髄を走る稲妻は脳幹に達して弾け、沙里は半狂乱になって叫んだ。
「ぎゃあああ―――――ッ!!!」
髪を振り乱し、腰をガクガクと震わせ、鮮烈な快感に我も忘れて大絶叫。
「五月蝿いなぁ…」
レイは両耳を手で押さえ、今一度ナカを撃った。
地震のような衝撃に少女はまたも叫び、つま先がピンと伸びて背中が弧を描く。
行き場を無くした白濁が、ブチュゥ…ッ!と卑猥な音を奏でて結合部から溢れた。
愛液やら精液やら…とめどない体液がレイの脚を流れ、獣毛を濡らす。
「ま…どうせこれで最後だ。存分によがり狂えばいい。」
まるで、処刑宣告。
だが、快感を期待させる台詞だ。
耳から手を離したレイが、彼女の脚に手を添える。
熱い手の平に安心したのか、汗だくの顔にうっすらと笑みが浮かんだ。
「ぁ…」
理性など悉く打ち砕かれた沙里は、彼の言葉に恐怖を抱くことは無かった。
それとも、聴こえたけど理解できなかっただけか。
「さぁ、始めようか。」
蜜口に雁首が引っかかるまで巨槍を抜き、レイは最終ポジションを整えた――――