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「あ!あん、あぁ、あ…!」
マンションの一室に、狂おしく響く女の嬌声。
今から1時間前、律人は親友の賢哉と共に沙里の部屋に押し入り、彼女を犯した。
女子大生の一人暮らしにも慣れ、ついつい不用心になってしまったのが運の尽きだった。
我が物顔で沙里のベッドに居座り、可憐な膣穴を蹂躙する律人。
最初は泣いて暴れていたのに、すっかり大人しくなった沙里を抱き締めて腰を振っていた。
「あー…マジでいいわ沙里ちゃん。どう?俺のチンポ気持ちいい?」
「ぁあ!う、気持ち、いい…!」
「本当?すげー嬉しいわ〜。おい賢哉、ちゃんと撮っとけよ。」
「へいへい…。」
律人に言われた賢哉は、床にベタりと胡座をかいて二人にスマホを向けていた。
写真を撮りながらビデオにも切り替え、情事の様子を記録する。
心の中で、動物の交尾かよ…と呆れつつ与えられた役目はこなした。
「んヒっ、ァあ!!は、あ、あんっ!」
「ん?ここがイイの?そっかー。じゃあいっぱい突いてあげないとねー。」
律人は赤黒い陰茎で沙里の弱い部分を集中的に嬲り、心底愉しそうに彼女を揺さぶる。
陰茎が抜かれる時にピンクの膣壁が巻き込まれて見え隠れし、泡立った愛液と白濁がシーツに垂れた。
「お?そろそろイきそう?沙里ちゃんって感じやすいんだね~、イッたの何回目?」
「んァあっ!あ、あん…!」
「…ま、そりゃ答えられないか。でも下のお口は正直でよろしいですね〜。」
律人の言う通り、沙里は奥を撃つ彼の陰茎を何度も締め付けて快楽を味わった。
…気持ちいい。
沙里は初めこそ嫌で気持ち悪かったのに、気が付けば内側から崩壊してしまった。
経験が少なかった分、快感への耐性が無かったのも原因の一つだろうか。
「あっ、あ、ぁあ…あ、あっ!」
「は…俺もイきそ…」
生々しい抽送の音が段々小刻みになり、律人は腰を乱暴に打ち付ける。
痙攣した肉筒に陰茎を深々と突き刺し、背筋をブルリと震わせた。
「く…やべー、沙里ちゃんマジ名器。搾り取られるみてー…。」
抜かずの二発をやってのけ、柔らかくなった肉棒を律人がナカから抜く。
愛液と白濁の融合した液が糸を引き、名残惜しさを演出する。
この何とも淫猥な瞬間を、賢哉は見事カメラに収めた。
体の奥に放たれた熱を感じ、沙里の視界がぼんやりと霞む。
無意識に口から切ない声が漏れ、意識が混濁した。
「ぁ…奥……はぁ、ん…」
「ん?何?もっと奥に欲しいの?でも今からもっと楽しいことするから、暫くお預けね。」
サイコパス気質な律人は、彼女の心を読み取る気など毛頭無い。
彼は大学卒業間近の頃、オープンキャンパスで大学に来た沙里のことを気に入り、ストーカー行為を繰り返したのだ。
ようやく行動に移した今、彼女の心配をする気もさらさら無い。
「賢哉、出番だぜー。」
「…もうやらねぇのかと思った。」
「悪い悪い。沙里ちゃんが俺のこと離してくれねぇからさー。」
「逆だろ。」
賢哉はスマホを置いて立ち上がり、鞄の中から何かを取り出した。
力なく横たわる沙里をうつ伏せにさせ、股の間を陣取る。
何が起こっているのか分からない沙里はただじっとして、肛門に感じた違和感に喉の奥を鳴らした。
「浣腸プレイとか、お前もよくそんなの好きになったよな。特殊性癖ってヤツ?」
「お互い様だな。」
「いやいやお前よりマシだって。」
賢哉の手に握られたのはイチヂク型の浣腸液。
それを沙里の肛門に差し込み、床に寝転がる律人と喋りながら中身を注入した。
慣れた手つきで合計2つの液を腸内に注がれ、変な感覚に沙里が冷や汗を流す。
「じゃあ…」
「お、やんのかそれ。さすが賢哉!」
嬉嬉として起き上がった律人はベッドに肘をつき、2人の様子を面白そうに眺める。
賢哉は見られても特に気にすることも無く、膝元の白いアナルストッパーを手に取った。
「…!あっ!い、痛…んぁ、っ!」
それを肛門に宛てがわれたと思えば無慈悲に押し込まれ、排泄器官が押し広げられる。
圧迫感が込み上げて息が浅くなる。
沙里の後孔がメリッと引き裂かれそうに痛み、瞳に涙が浮かんだ。
何かと思って振り向こうとするが、体勢のせいであまり見えない。
そんな彼女に賢哉は落ち着いて話しかけた。
「…痛いのは最初だけだ。」
「そのうち気持ち良くなるってさ。俺もイマイチ信じらんねぇけど、沙里ちゃん淫乱だから本当に気持ちイイって喘ぎそー。」
ほぼ初対面の人間に、この言われよう。
悔しくない訳ではなかったが、それ以上に納得してしまう自分がいた。
「う…トイレ、」
「…だめだ。」
「や、もれ…ん、ぁっ、あ…」
「漏れないように栓をしてる。安心しろ。」
「安心しろとかっ、鬼畜だなお前…!」
律人がゲラゲラと下品な笑いを零す側で、沙里はお腹の痛みに脂汗を全身から流す。
すぐにやって来た便意に体が縮こまり、何度もトイレに行きたいと訴えたが全く聞き入れてもらえない。
それどころか、飛んできた残酷な声に希望をチリチリに焼かれた。
「トイレ行きたいなら、簡単なゲームやろうぜ〜、だってさ。」
「ゲーム…?」
「そうそう。賢哉を射精させたら沙里ちゃんの勝ちでトイレに行けるってやつ。」
何でもないような顔で律人は言うが、普通に考えればとんでもない提案だ。
沙里は急に青ざめ、首を横に何度も振る。
「いや…っ!そんな、酷い、っ!」
「おい…」
グルグルと嫌に音を立てるお腹を押さえ、沙里はベッドから逃げ出そうとする。
しかし賢哉に脚を掴まれて引き戻され、呆気なく逃走劇は幕を閉じた。
「逃げちゃダメでしょー。もしゲームをしないって言うんなら、写真、拡散しちゃうよ?」
「…!!!」
「どう?やる?やるでしょ?」
ベッドに身を乗り出して尋ねて来る律人に、純粋な女子大生は頷くしかなかった。
のっそりと起き上がり、痛みに歪んだ顔を賢哉に向け、細々とした声で喋りかける。
「…どうすれば、いいん、ですか…」
「…どうしてもいい。」
感情の起伏は一切見受けられず、終始真顔で受け答えする賢哉。
まるでサイボーグ人間のようだ。
人任せな回答に沙里は狼狽えながら、声を振り絞る。
「…ん…脚、広げて、ください……」
悶絶しそうな腹の鈍痛に耐え、沙里は気力だけで意識を保つ。
震える指先で賢哉のジーンズに手をかけ、金具を拙い動きで取り外し、下着ごと下にずらした。
「…!」
「お?賢哉、お前マジで鋼の心臓の持ち主だよな、俺と沙里ちゃんのセックス見て興奮しなかったのか?」
「別に…。」
沙里は思わず瞠目し、二人の話なんて耳に入らなくなった。
現れた賢哉の肉棒は勃起していないにも関わらず、とてつもない大きさを誇っていたからだ。
滲み出る官能的なオーラに視線を奪われ、まじまじと彼の巨槍を見つめてしまう。
「くっそー…このデカチン野郎、沙里ちゃんの視線を独り占めかよ羨ましい…」
「別に俺は狙ってない。」
「それがムカつくんだよ!くっそぉーっ!…ま、顔は俺の方がイケメンだけど。」
「性格は最悪。」
「ふざけんなこら。」
男子二人が嘆かわしい会話を弾ませる中、沙里はゴクリと生唾を飲み込む。
腹痛すらも忘れ去り、何かに導かれるように手を伸ばした。
利き手の指で触れた亀頭。
指先をグルリと雁に這わせ、包み込むように幹を扱く。
次第に顔も近付き、沙里は大きな口を開けてねっとりと情熱を絡めた。
「うわー沙里ちゃん、すっげーエロい顔してる…」
恍惚と、しかし虚無に。
快楽のみを求める沙里の顔つきは、美しく妖艶だった。
「必死にデカチン咥えちゃって…美味しそうに食べるなぁ…」
「なかなか良い…」
「まじか俺も後で咥えてもらお~。」
真っ赤な舌が這いずり回る肉槍は、彼女の口内で徐々に大きく育つ。
沙里が無我夢中で彼の雄を貪っていた時だった。
ギュルルル…
「んんっ、…!!」
浣腸されたことをすっかり頭の外へ追いやっていた沙里だが、大きなお腹の音と一緒に激しい痛みが蘇る。
同時に頭痛まで発生し、口から陰茎を吐き出してその場に蹲った。
「い…痛いっ……お尻、裂けちゃう…!」
腸内で生まれたガスが出口を求めて肛門を押し上げる。
もちろんアナルストッパーの存在が邪魔で出られず、内側で膨れるばかり。
直腸を針で刺されるような痛みが走る。
「は…あぅ、ぁ…」
「ほらほら、ゲームの内容忘れちゃったの?」
「っ…!」
視界が真っ黒に染まった沙里は、強引に最後の手段を決行した。
酷い耳鳴りに悩まされながら、座った状態の賢哉の下半身を跨ぐ。
彼の陰茎に手を添えて上を向けさせ、秘裂に切っ先を食い込ませた。
「ん…ァああ!は、あ、」
全身から汗が噴き出し、沙里が悲鳴のような声を漏らす。
やはり賢哉の陰茎は大きかったのだ。
その質量に目の奥で白い火花が散る。
表面に浮かぶ血管すらも沙里の肉壁を抉り、巨大な雁首が奥へ奥へと進む。
「あぁ、あん…あ、ヒ、ぁっ」
膣内の刺激に目を閉じて感じ入れば、その瞬間だけ何もかもから解放される。
ズンッと奥を撃たれて膣壁が締まり、喉がヒュゥと鳴った。
「あー気持ちよさそー。奥を突かれるのって、どんな感じなの?」
「んぁあ!あひっ、あ、あ、」
「…全然答えてくれないじゃんつまんねーの。」
どうやら暇を持て余している律人は、白けた顔をしてアナルストッパーを弄った。
グリグリと円を描くように動かすと、沙里が悲鳴を上げて腰を痙攣させる。
「きゃあぁっ!あ゛あ゛!!」
「…!」
お腹に力が入ったことにより、膣壁がうねる。
ナカに深々と刺さっていた賢哉の陰茎を無意識に揉み込み、更に勃起度を上げさせてしまった。
塞いでいたはずの肛門から腸液が漏れ、それが手にかかった律人は嫌そうに顔を顰める。
「うげぇ…俺、ケツ汁には耐性ねぇんだよな…」
「自業自得。」
「るっせー。ちょっと手ぇ洗ってくるわ。」
「ああ。」
律人がベッドサイドから離れた後、沙里は苦しい息を吐き出して腰を浮かす。
重力に任せて体を落とすと、亀頭が子宮口を突いて痺れるような快感が生まれる。
串刺しにされている感覚がたまらない。
沙里はバカの一つ覚えのように上下運動を繰り返し、賢哉の股の上で跳ねた。
「…自分が感じる所に誘導するんだ。」
「へ…?」
「………」
目を強く閉じていた沙里は、いきなり話しかけられてピタリと動きを止める。
だけど、腹痛を紛らわす快感が無いと辛いため、すぐに賢哉の言葉を聞き入れて再び律動を再開した。
「おお~。やってるね~。」
手を洗って戻って来た律人が目にしたのは、汗で全身をテカらせ腰を振りたくる女の姿。
上下運動に加えて体を厭らしく捩り、ストッパーの埋まったお尻をクネクネと回転させる。
扱かれている賢哉はうっすらと快感の色を漂わせ、自らも下から彼女を突き上げた。
「あ~っ!!あん、あ…んあああ!」
うねる腸壁に合わせてうねる膣。
その奥を掻き回す凶暴な陰茎。
目が眩む程の快感と激しい便意に挟まれて、沙里は殆ど意識を失った状態で突かれた。
尖った胸の先端は残像しか見えず、湿った肌がぶつかる音がやけにうるさい。
肉棒に子宮を打ちのめされ、残った僅かな感覚で膣内の変化を感じ取った。
既に蜜壺を満たしていた肉棒の質量が増し、ブルリと焼けるような熱を持ち始めたのだ。
体の中から押し出されたような声を上げ、沙里は悶絶する。
「ぅああっ、あ゛、ん゛ぉ゛あ゛あ゛!」
「…っ」
賢哉はそのまま奥を嬲り、表情を変えずに濃厚な白濁を大量に注ぎ込んだ。
ゆらゆらとお互いの結合部が揺れ、賢哉が沙里を手放す。
「え?嘘?あの絶倫賢哉がイッたのか??」
「…ああ。」
「うっそーん…」
「おい、行ってこい。」
「…ぁ……」
便意に耐えられず漏らす沙里が見たかった律人は、落胆したような顔をして肩を落とした。
その彼の前をノロノロと床に這いつくばい、沙里は今にも消えそうな意識の中でトイレに向かう。
汗やら愛液やら精液やらを床に滴らせ、気力を振り絞って前へ進む。
全裸で後孔にストッパーを銜えた女を見送ると、律人は気を取り直して喋り始めた。
「…ま、沙里ちゃんのナカ最高だし、お前が負けるのも分からなくはないな。」
「お前は二連敗だけどな。」
「てめっ!揚げ足取ってんじゃねーぞおい!そもそも俺は勝負してねーし。」
「するか?勝負。」
「お?いや待て、色々考えて俺が不利だな却下だ。それに、まだやってない遊びあるだろ…?」
律人は口元を醜く歪ませて、穴は3つもあるんだから…とニタニタ笑う。
アナルストッパーを手にトイレからフラフラと出てきた彼女を捕まえ、耳元で囁いた。
「俺らと一緒に、もっと気持ちいいことしようね……」
その声に沙里は返事をしなかったが、焦点の合わない双眸を虚空に漂わせ、薄ら笑いを浮かべた。
〈つづく………?〉