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アナルストッパーが埋まっていた後孔に、ゆっくりと熱い肉塊が入って来る。
四つん這いの沙里を貫く賢哉は、そのキツい締め付けに目を細めた。
「あまり力むな…」
「ん…はぁあ、あっ…」
無機質なアナルストッパーと違い、本物の陰茎はドクドクと脈打っていて質量が段違いだ。
まだまだ開発途中の後孔は、堅い動きで逸物を荒く搾り上げる。
「へー…沙里ちゃんのお尻、順調に賢哉の食べてるじゃん。」
律人はスマホを二人の結合部に近付け、ぱっくりと開いて陰茎を呑み込むアナルを撮影していた。
フラッシュを焚いて写真を撮れば、結合部でテラテラと光を反射する卑猥な液が目立つ。
「沙里ちゃんのケツまんこどんな感じ?」
「…成長段階だな。」
「そっかー。じゃあ俺は沙里ちゃんに銜えてもらうわ。」
律人はビデオ画面のスマホをナイトスタンドに立てて置き、手ぶらでベッドの上に乗る。
スプリングを軋ませて膝立ちになり、沙里の顔を上げさせた。
「はーい、あーんしてねー。」
彼女の目の前に陰茎を持ってきて、微妙に硬くなった先端で唇をつつく。
「あ…ん…」
素直に開かれた唇を割って侵入し、律人はいきなり喉を突いた。
吐き気を催した喉がギュウッと収縮して、偶然にも亀頭を締め付けてしまう。
「んんっ、んぐ…うっ」
「っ、今のすげー良かったよ沙里ちゃん…」
嘔吐いて涙目になる彼女を見下ろし、律人はしめしめと笑う。
愉しい事を見つけたとばかりに目を輝かせ、何度も沙里の喉を撃った。
湿った舌と口蓋が陰茎を擦り、確かに気持ちは良かった。
賢哉も律動を始め、沙里は前からも後ろからも突かれる。
吐き気に襲われる度、アナルを締めて出入りする陰茎に刺激を与えた。
「うェっ、ア゛…うぐっ、」
「はははっ、この状況ってさ、なんだか沙里ちゃんが奴隷になったみたいだよなー。」
「…奴隷というよりオモチャだな。」
「えー…」
納得がいかない律人は、一度彼女の喉奥に肉棒を突き立て、大粒の涙を流す彼女を見下しながら肉棒を抜いた。
ネバネバと泡立った唾液が何本も糸を引き、沙里の顎とシーツを濡らす。
完全復活した陰茎は抜かれた瞬間に上を向き、まだ有り余る元気を誇ってみせた。
「ガハっ…う、はっ…」
賢哉の陰茎はまだ直腸を出入りしていて、ぺチぺチと肌がぶつかる音を立てている。
「じゃ、いきますか。」
「はいはい…」
賢哉が沙里を後ろから抱え、背面座位の体制を取る。
直腸に深々と肉棒が刺さり、沙里は苦しそうな息を吐いた。
「はん………あ…」
柔らかく蠢くようになった腸壁が陰茎を搾り、眉を顰めた賢哉が彼女の胸に手を回す。
人差し指と中指で硬くなった頂を挟み、柔肉を手の平で揉みしだいた。
「珍しいな、賢哉が胸触るの。」
「…そうか?」
「そーそー。もしかしてさ、沙里ちゃんに興味あり?」
「…さぁ。」
「さぁって…はっきりしろよー。」
文句を言いながら下半身を滑り込ませ、律人が亀頭を濡れた秘裂に宛てがう。
ニュプ…と呑み込まれたカリに感じた圧迫感。
腸内の巨根が穴を隔てる壁を押し、膣を狭くしていたのだ。
改めてその大きさを実感し、律人は羨望の眼差しで賢哉を見た。
「ったく…締め付けが増してるから別にいいけどよー、なんか癪に障るんだよなぁ…。チンポ縮めてくれよ。」
「どんな頼みだよ…」
「……ま、仕方ないかー。」
「あぁ゛っ!!」
不機嫌かと思えばもうご機嫌。
何かを閃いたように見えた律人は、笑いながら残りの肉棒を深々と膣に突き刺して言った。
「賢哉の専属奴隷になった沙里ちゃんも良さそうだし、俺は2人のセックス見て楽しむだけにしとくわ。その前に、ちゃんと教育しなきゃねー。」
薄い壁越しに陰茎が重なり、お互いに脈打っているのが伝わる。
沙里が無意識にお腹に力を入れ、蠢く肉壁が二本の肉棒を揉み込んだ。
「あっ、ぁ、あ…あんっ!あひっ、」
「うげぇ、気持ちいいけど気持ち悪ぃ…」
「我慢しろ」
「はーい。」
裏筋がゴリゴリと擦れ合い、血管の浮き出た表面が沙里の最も感じる部分を抉る。
腸に居座る異物感と排泄感が快感に変わり、アナルをヒクヒクさせて賢哉の陰茎を貪った。
「あ、はぁっ、あ、あんっ…!」
跳ねては落ちるを繰り返す女と、女を串刺しにする男が二人。
部屋を淫靡に染めるグチャグチャと生々しい抽挿音。
膣内から陰茎が抜かれれば、引き留めるように肉襞が締まる。
念願が叶って奥まで貫かれると、歓喜に潮をチョロチョロと漏らした。
充血して肥大化した肉芽も律人の陰毛に刺激を受け、沙里は数え切れない絶頂に涎を垂らす。
「あひっ…ひ、あっ、あ゛ン…っ、い゛、」
四つの手に熱くなった体を撫で回され、沙里の肌が赤く火照る。
まるで全身が性感帯になったような…そんな感覚だった。
「おい賢哉、お前のさっきよりデカくなってねぇか…??」
「…多分。」
「うっわ、もう二度とお前と3Pしねー。俺のガラスのハートが粉々だぜ全く…。」
「防弾ガラスのお前がどうやって粉々になるんだよ。」
「ちぇっ。」
台詞に合わない清々しい表情で、律人はコリコリと沙里の肉芽を指の腹で転がす。
「ヒっ、きゃあぁ、――――!」
沙里は両方の穴を痙攣させて激しく達し、子宮の奥から粘着質な愛液を溢れさせた。
敏感になった肉筒を尚も嬲り続け、律人は最奥を容赦なく穿つ。
体を包む熱気で汗が止まらず、真下のシーツは大きなシミができていた。
「…っ、やば、持ってかれるかと思ったぜ…」
ふぅ…と律人が一息つき、律動を一旦止める。
しかし賢哉はまだまだ余裕が残っていて、一人で彼女の体を上下に揺さぶった。
「早かったな。」
「いや、まだイってないんでー。」
「どうせもうイクだろ。」
「くぅっ!今までの人生で一番心に刺さったぜ今の…!」
律人は顔を歪めて腕で目を隠すが、丸見えの口角が思いっきり上がっていた。
「何喜んでるんだよ…。」
「喜んでねぇよ面白かったんだよ。」
「ツボが謎…」
後孔を限界まで広げて、賢哉が沙里の直腸を蹂躙する。
ぬりゅぅー、と巨大な陰茎が緩めのペースで入っては、またまた緩めに引き抜かれる。
「あ…!あ、んんっ…」
太いカリが壁を巻き込み、内臓まで引きずり出しそうな勢いだ。
沙里はじれったい律動に我慢ならず、自ら腰をイヤらしく捩った。
凶暴なカリが子宮の真裏をゴリゴリと擦り、キュンと収縮した子宮口が休んでいた律人の亀頭に吸い付く。
「ひやぁあっ!」
「おわっ、今のはキタわ…」
ピクっと反応した律人はたまらず腰を突き出し、蠢く最奥に深く侵入する。
彼が再び律動を再開した時には、賢哉の陰茎がパンパンに膨れ上がっていた。
筋張った裏筋、浮き出た血管の凹凸…。
二つの陰茎がもう一度一緒に体の中を行き来して、バンバンと骨盤を柔肌に叩きつける。
生み出す快感の波に呑まれ、前も後ろも分からない沙里は舌を突き出して悶えた。
「ぁひィ、あんぁあっ、あ…あんう、!」
常に達しているような激しいアクメが全身の神経を沸騰させる。
沙里の意識は熱気の渦に攫われ、残された肉体は快楽に揺さぶられて四肢をだらしなく放り出していた。
「…、は…」
「くッ…やば…」
ずっと彼女を撃ち続けていた賢哉の陰嚢が引き締まり、ポーカーフェイスにうっすらと恍惚の色が乗る。
律人も膣圧と壁越しの陰茎に感度を高められ、大洪水の肉筒に幹を沈めて欲を吐き出した。
精を受けた肉壁がうねり、もっと奥へと彼の陰茎を咥え込む。
賢哉の亀頭と律人の亀頭がぶつかり、賢哉の茎が震えた。
果てを迎えると排泄器官に凶器をグッと突き刺して、腸壁に絡みつかれた状態で白濁を流し込む。
「んっ、あぁあ……!」
後を追うように堕ちた沙里も、二人の熱を感じて尿道から潮を噴いて瞼を閉じた。
「ぁ…あ、…」
男達が最後に数回彼女を穿ち、ズルリと萎えた陰茎を引き抜くと、強張っていた彼女のつま先からゆっくりと力が抜けていく。
律人がベッドから降りると、赤く色づいた彼女の体は前に倒れ、ピクピクと痙攣しながらシーツに沈んでいった。
「あーあ…こんなに妖艶になっちゃって…。」
「…お前の目論見は成功だな。」
「まぁね。俺の審美眼はまだまだ現役だな!良かったな賢哉、夢のリア充ライフだぜこれから。」
「奴隷って言ってたくせに…」
「恋人も奴隷も同じだってー。特に沙里ちゃんとか、教え甲斐の塊だぜ?」
「…飼育でもする気かよ。」
「お、いいなそれ。」
律人はナイトスタンドに置いていたスマホを手に取り、ちゃんと動画が撮れているかどうか確認してニヤリと笑う。
まだ足りないと沙里にカメラレンズを向け、二人はシャッター音を響かせた。
パシャ、パシャ…
存分に女を嬲った男達は、ケラケラとスッキリした顔で沙里の無様な姿をカメラに収める。
精液を垂れ流す後孔も、秘裂も…敏感に勃ち上がった乳首も。
「明日は日曜だし、沙里ちゃんから連絡してくれるかなぁ?」
「…するだろ。」
「だよな!よっしゃ今日はゆっくり休むぞー。」
沙里のDMに彼女の裸写真を送り付け、適当な脅迫文を添える。
彼女の家を出てから数時間後……意識が戻ったらしい彼女から返って来たメッセージに、男達は口の端を歪めた―――――