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花に華を《 真朱 》you
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指を舐めてみました!
…なぜなら、今夜は
いつも、れいちゃんがするように
してみようと思っている……。
ふふ。
びっくりしてる。
それから、
耳にキスをしながら
胸を触る。
れいちゃんは
いつだって
声、がまんしなくていいよって
わたしには言うのに。
今れいちゃんは声を抑えてる。もぅ。
「~、、……っ…」
胸の先端を口に含んで
甘いキャンディみたいに舐めていると
れいちゃんの息が乱れてくる。
下着の中に指をいれる。
「…濡れてる、れいちゃん」
「…………!……っ、は、恥ずかしいもんだ、ね……」
あんなに色んなことするれいちゃんが
恥ずかしそうにしてて、
…ふしぎ。
左手の指で入り口を撫でながら
すこし上の…みつけた。
これ。
右手の指でできるだけ、やさしく
くるくるいじる。
「あ、あ」
声も、音も、する。
口のなかのキャンディは
かたく立ち上がって
やさしく歯を立てると
れいちゃんの抑えていた声が、
決壊した。
「ああああんっ、はぁっ、沙良…っ、あっ」
腰が揺れはじめる。
「沙良っ、あ、あ、っ」
「……きもちいい?」
「はぁ、っ、いい…………っ、あ、あ、んっもおっ」
!!!!!
両手首を掴まれた。
熱っぽい目で
息を乱したれいちゃんがすれすれまで
顔を近付けてくる。
「れ、れいちゃ、ん?」
「はぁっ、いっしょに…っ」
れいちゃんが本気をだすと
ぜったい、かなわない。
だから好きにさせてくれてるときは
れいちゃんが許してくれてるとき。
「ん…ダメ、れいちゃん、とちゅう…」
続きをしたくて
手を振りほどこうとしても、
びくともしない。
「…れい、ちゃんっ、続き…したいの」
「やだ。いっしょが、いい…」
「…っ、あ」
強い視線で見つめられながら
くるり、と仰向けにされて
一瞬で形勢逆転。
「沙良は、濡れてないの?」