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創で8年前のリクエストを消化してみた……のサンプル!
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こちらは裏リクなので途中までとなっていますっすっすー。
。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ
創さんで嫉妬からのイチャコラというリクとなってまーす!
「南雲君、残業お疲れ様~」
「お疲れ様。山田さんも休憩?」
「いやぁ、そろそろ帰ろうと思って……もぉ、肩こっちゃって」
あいがカフェスペースに足を運ぶと、自販機の前でr南雲が立っていた。彼は数少ない気安い調子で話せるあいの同僚のひとりだ。
南雲に次いでカフェオレを買い、ふたりは並んでソファに座り、ほぅ……と一息つく。
互いに同期で気兼ねなく接することが出来るので、あいも特に警戒することなく自然と肩の力を抜いていたし、距離が近くても気にしない。
「はあ……疲れたなぁ~」
「山田さん、頑張ってるからね」
あいが肺からため息を吐くと、南雲がいつもの人当たりのいい笑顔を浮かべてフォローを入れる。
気を張らない、自然体。元気で明るい、ありのままのあいがそこにいた。
それを遠目で見ていた創が苦虫を噛み潰したような顔をしていたが、その表情はおろか創が見ている事すら知らないあいは更に会話を進める。
「気を抜いたら創先輩に怒られちゃうもん。もう鬼みたいっ」
よりにもよって、ご丁寧に創の悪口を言う事も無かったのに。間が悪いとしか言いようがない。
しかしそれで会話に割り込み易くなったので創は意気揚々と歩を進め、南雲とあいの会話をぶち壊そうと躍り出る。
気に入らない。あいの恋人は自分なのに他の男と過ごしている時の方が自然体である事も、そもそも他の男と距離も置かずに楽しげに話している事も。
「だぁ、れぇ、が、鬼みたいだって? ああ?」
「げぇ! はっ、創先輩……いつの間に……っ!」
「げぇってなんだよ、ったく。そんなに厳しくしごかれたいのか、山田」
あいの頭を鷲掴み、ぐしゃぐしゃとかき回せばあいが抵抗しながらもなんとか難を逃れようと試みる。
「イヤだなぁ、創先輩っ! 冗談! 冗談ですよ、冗談っ! ほら、冗談きかない先輩って嫌われるしっ! そんな怖い顔してたらヤクザだと思われますよ!」
「ほぉん? いい度胸だ。もっとかき回してやる!!」
「いやぁーっ! パワハラー! パワハラー!」
一気にあいを独占して構い倒す創とそれに振り回されるあい。
そこに南雲の入る余地はなく、楽しそうに笑って見ている。
「ハハッ。ふたりとも面白いなぁ」
「ちょっ! 笑ってないで助けてよ南雲君!」
あいがぺしっ!と軽めに南雲の足を叩くとまた創の心からどろり、と嫌な感情が溶け出すように出てくる。
そんな事も知らずあいは創と南雲の間で明るく笑い声をあげていた。
「あ、じゃあそろそろ僕は資料室に行かないと……」
「あ、うん! じゃあまた……来週だね、お疲れ様!」
「お疲れ様……帰りひとりで大丈夫?」
「大丈夫だ、俺と帰るから」
「へ?」
突然入り込んできた創にあいが初耳だと首を捻って呆けているが、そんな事はお構いなしで創が南雲を送り出す。
呆けてはいたあいだが、安心したように資料室へと向かう南雲の背に無意識で手を振った。
「ボサ、としてるな。さっさと行くぞ」
創に急かされ、彼の足取りを追いかけオフィスに戻って帰り支度を始めるあい。
まぁ何はともあれ。明日は土曜日、さぁ、ゆっくりと体を休めないと。
あいが心なし少し浮かれていると、近距離に大きな気配を感じた。当然ながら、創である。
「準備出来たか?」
「あ、うん……でも、」
「行くぞ」
あいの返事を待たず、創はあいの腕を引きそのままさっさとオフィスを後にする。
ちょっと上を見上げて創の顔色を確認すると、そこには隠し切れない不機嫌が。
あ、なんかちょっとまずい事になってるかも。
あいの本能がそう告げていたが、逃げ場などどこにも無い。寧ろ逃げたら更に恐ろしい事になりそうだ。
結局あいは成す術無くそのまま創にお持ち帰りされてしまうのだった。
「え、と……、虎之介、さん、顔、怖い、ですけど……、」
創のマンション、玄関先に着いた途端に彼の腕の間に収められあいはどうして良いか解らずに視線を四方八方に散らばらせる。
何かに怯えて黒目を大きくさせきょろきょろと動かす子猫のようで、普段ならば癒されるところだが……今日の創の気分はそう簡単には癒されない。
それどころかそんな無防備な姿を見せられれば加虐心が煽られてしまう。
「お前さ、今俺がなんで機嫌悪いか考えたか?」
「え……?」
心当たり、あるだろ?と強い視線で尋ねればあいがビクリと体を揺らす。
創の嫉妬心そのままに、あいの耳を捕らえるように甘噛みすれば今度は恐怖からではなく甘く声を上げて体を跳ねさせる。
考える時間は与えた。それでも解らないと言うならば体に知らしめるだけ。
だがあいはあいなりにちゃんと答えを用意していたようだ。
言おうか言うまいか悩んで、自信も無いけど、首を傾げながら小さな声でポツリと導き出した答えを口にする。
「えっと……南雲君と喋ってたから?」
図星。
直球で告げられた正解に創が一度動きを止める。
それくらいわかれよ、といった態度をとった癖に実際図星をさされると悔しいやらムカつくやら。くそ、カッコ悪りぃ、と創が内心舌打ちをする。
「えっと……ちがった?」
自意識過剰だったかしら、と不安そうに創を見上げるあい。いっそ違ってくれたらよかったのに。
ガキのような嫉妬をしている。
職場で他の男と談笑しただけで嫉妬して、責めるような事を言って、何も解ってない鈍感なお前が悪いんだろって責任転嫁して。
ぐう音も出ない、と顔を赤らめて悔しそうにしている創にあいは自分が正答出来た事と恋人の可愛い姿に安堵して目の前の大きな体に抱き着く。
「……虎之介、だいすき」
ヤキモチ焼いている可愛い恋人には安心してもらう為に好意を伝えれば良いかな、と安直にあいが告白すれば創がまた息を飲む。
しかし今度は加虐心ではなく欲情とか発情とかその辺のものが煽られ、結局創はあいの首筋に吸い付き彼女の服を脱がしにかかる。
「っ、ちょ、虎之介……?」
「なんだよ」
「……ン、ぁ……ここで、するの……?」
「……なんか文句あるのか?」
怒っていたと思ったら次は拗ねるのか。
ジト目で事を進めようとするお子様のような創にあいは小さく首を振った。
多分、これは何を言っても無駄なやつ。経験則で解っている。冷静に悟っているが、あいの顔は真っ赤だった。
「ひゃぅッ!」
高い声で喘いでは男を煽るあいが全部悪い。まして創に嫉妬させるあいが悪い。
だけど、なんかもう、色々と感情が綯い交ぜでもうどんな顔をしてるか解らないからあいを後ろから犯す事にした。今決めた。
顔を見られたくないからではない、動きやすいからだ。そうだ、そうに決まってる。
「あー………クソッ! ムカつく! こっち見るな!」
「ちょ、きゃぁっ! や、こっち向くの、や!」
あいを玄関のドアの方に向けて、臀部を突き出す形で立たせる。
外に限りなく近い場所でセックスする事に拒否を示すあいだったが、創はまるで意に介さずどんどんあいの衣類を乱していく。
「え……? あっ、ゃ、アっ……!」
もう兎に角さっさと犯したい。彼女のナカに入りたい。
しかしそのまま射れることは出来ないからもう強引にクリを弄って濡らして、ぐちゃぐちゃに掻き混ぜて慣らそうと創が少ししゃがみ込みスカートをたくし上げる。
だが、もう濡らす心配は要らない程にあいのショーツはびしょびしょだった。
「……嫌がってる割にはぐっしょり濡れてるけどな」
「やぁ、!」
濡れそぼった布をかき分け、指を1本挿し入れたらにゅるりと簡単に侵入を許された。
気を良くして更に指を増やしグルグルと掻き混ぜたり、あいの好きな場所をトントン叩いてやると突き出させた尻が指の動きに合わせてヒクヒクと上下に揺れる。
「もう十分だな、」
「え……? ぁ、ひあぁぁっ!!vv」