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第一
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今日もいつも通り練習する
「今日の練習は終わり!個人で練習してね」
「はあ、今日も疲れたわあ」
「そうですね。今日はすぐに帰って寝たいです…」
「そうだね。今日は眠いから」
「それはいつもでしょ」
「さっきから王さま話さないけどどうしたのかしら?」
ふと気づき後ろを振り向く。見てみると王さまが曲を書いている
「はあ、王様!早く帰るよ!!」
「え~?もうちょっと書かせてくれよ~」
そうゆう王さまを引っ張り出し部室にカギをかける
「むう。セナのケチ!!」
「もう、作曲は家で書きなよね」
そう話している内に分かれる場所まで来た
「それじゃあ、王様真っすぐ家に帰りなよね」
「分かってるよ。じゃあな~」
「それじゃあね。王さま」
「また、明日おうさま」
そう言って別れる
「…あ!王様に伝えるの忘れてた」
「ああ~。明日のこと?」
「そうそう」
そう言い振り向くと王さまはもう居なかった