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作ったお菓子は
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ーチン♪
『…あ、出来たみたい』
無花果様からの電話の後放心していて、オーブンの音でやっと気が付いた
私はスマホを置き、オーブンに向かいオーブンを開けた
『…うん、良い匂い』
ミトンを手にはめてオーブンからガトーショコラを出すと机に置き、爪楊枝を指して生地が付かないことを確認すると、私は微笑んだ
『ふふ。美味しそうにできてよかった』
次の分を焼き始めると、その間に使った道具を洗っていく
…そういえば一郎くんたちは何をしているんだろうか?
私が作っている間、部屋にいると言っていたが…
リビングの扉をしばらく見つめたあと、頭を振って邪念を振り払い、洗い物を再開した
しばらくしたあと、すべてのガトーショコラが焼けたので、机に並べて熱を取り、熱が粗方取れたところで、トッピングにかかった
丸く焼けたガトーショコラの縁に沿ってチョコペンで円を書き、中央にあげる人の名前を書いた
そしてその上にカラーチョコスプレーを撒いて、完成だ
こんな感じで良いだろう
出来上がると、シンジュクの分だけ箱に入れてラッピングをした
『…よし、終わった』
一人呟くと、リビングの扉が開いた
『?』
「よお、姉ちゃん。終わったか?」
『あ、うん!終わったよ!見て!』
机の上に並んだガトーショコラを見せると、一郎くん達が目を丸くする
「…すげえな」
「う、旨そうだね」
「美味しそうです!」
『ふふ、美味しいと良いんだけどね』
そう微笑むと、二郎くんと三郎くんが揃って言う
「「絶対美味しいよ/です!」」
『ふふ、ありがとう!』
と返すと、二人は満足そうに頷く
『そうしたら、3時のおやつに食べようか?』
「おう、賛成だ」
「うん!」
「はい!」
作ったお菓子は
(3時のおやつに)