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ある日の麻天狼(寂雷のターン)
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「ただいま。今帰りました」
『はい、お帰りなさい。今日もお疲れさまでした』
「ありがとうございます」
出迎えてくれたみのりくんに鞄を預ける
「今日の夕飯はなんですか?」
『今日はグラタンにポテトサラダです』
「おや、おいしそうですね」
『頑張って作りました!力作です!』
と言って笑う彼女がいとおしくて、引き寄せて頬にキスを落とした
『ん…もう、寂雷先生、さめちゃいますよ?』
「みのりくんは猫舌でしょう?少し位さめた方がいいのでは?」
『…もう、お手上げです』
「ふふ、私の勝ちですね。…着替えてきますね」
そう言って部屋へと行った
「…ということがあってね。昨日も美味しかったよ」
「よかったですね、先生」
「先生うらやましーすっよぉー!」
「ふふ、ありがとう。君たちにもきっと良いことがあるよ」
「ありがとうございます」
「あざーっすっす!」
ある日の麻天狼
(寂雷先生のターン)