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「鶴音は任務の時もつけとるのか?」
「任務の時はさすがにと言いたいんだけど、サソリに直接つけられたチョーカーが外れなくってね。ブレスレットも日に日にサイズが小さくなってきてるような気がして抜けなくなってきたんだよ。」
「ほぉーそりゃ、また、なんぎじゃのう。」
「だろ、任務によっちゃ一瞬の隙を与える音をだしたら命取りでもあるっていうのに。はぁー」
「なんちゅうか、あれじゃの。鶴音はサソリに愛されとるの」
「なっ!!なにいって!!んなわけがないだろ!」
「そう、声をあらげるな、余計にあやしいわ。」
「自来也が馬鹿なことをぬかすからだ。そ、そりゃ奴がなにを思って身に着ける着飾るようなものばかりくれるのか正直疑問だ。だ、だが毎度の態度といい渡し方といいあそこに愛情などというものがからんでるようになんてみえない、全くだ!それよりも、どこから入手したものなのか怪しすぎる。なんど、聞いても“くれてやる”としか言わないんだからな。」
「おぉ、おぉわかった。わかった。鶴音一度、落ち着け。」
「これが、落着けれるか。」
「なんの話だ。」
「えっ、だからサソリが「俺が」
「あたしにプレゼントしてくる意味が…あぁっっ!!えぇぇっ!?」
「急に叫ぶな。」
「まったくじゃ。」
「じ、自来也、またあんた!!」
「なんのことかのー」
急にあらわれたサソリに余計にパニッくりながら自来也をきぃっとここにサソリがいることを言わず嵌めたね!といわんばかりににらんでいるが全く効果もなくそっぽをむく始末。
「さ、サソリ、あんたいつから「あ?ずっと。」
「・・・・!!!?」
声にならない程に赤くなったり青くなったりして
沈む鶴音に笑いながらサソリは
「くくっ、うそだ、今きた。」
悪びもせずにサラりと本当の言葉を発する。
「うっ、え?、本当か?」
「あぁ、本当だ。」
向き合って数メートルともない距離で甘い雰囲気を醸し出しながら話している2人をため息交じりにみていた自来也は
「さーて、いちゃいちゃしているところ悪いがのぉ「だ、誰がだ!!」
「お前さんらに、きまっとるじゃろ。、「なっ!!」
「それは、いいとして、ワシも取材に忙しくてのぉ。消えるかの。」
「なにい「おっと、忘れるとこじゃった。サソリ!」
「…なんだ。」
「鶴音が、お前さんにネックレスをはめて欲しいといっていたぞ。丁度良かった、鶴音つけてもらえて。」
「じ、自来也あぁぁっ!!」
「はははっ、さらばじゃ!!鶴音またのぉー」