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拝啓、またもやりやがりましたね(鰐鴉著)
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拝啓、またもやりやがりましたね
鴉を拾った次の日、ティータイムの用意をしていて敵襲の爆音が鳴り響いた
お気に入りのローズティーの茶葉缶が転がり、大切にしていたボルサリーノから貰ったティーポットがガラクタの欠片になった……
『…肉も残さんぞ。雑魚共が』
鴉「ゼノさん、物騒過ぎて怖いんですけど?!」
息子「あれ位普通なんだぞ。大切なポットは戻らないんだぞ」
猫に見える息子と鴉を尻目に飛び出せば、既に我が家たる船の甲板には汚い奴らがのさばっていた
汚い声で何かを言っていたが無視し、俺は空中から大鎌を召喚して一度だけ剃で甲板を走り抜けた
猫「何だ、もう終わりか」
鮫「シャーハッハッハ。ゼノの足元にも及ばねぇよ」
炎「にしてもゼノはエグいやり方なのに綺麗に終わらせるな」
高みの見物を見張り台からしている3人に呆れながら降りてこいと言えば、エースを皮切りに船内に入っていった
死体は海に落とせば海王類が始末するし、お茶が終わる頃にはドフラミンゴとテゾーロ一味が物資を運び終わるだろう
『ってか元七武海と黄金帝が居るのになーで船に上げたんさ。壊されたら今度は防護魔法無しで子供達とサバイバル無人島に放り出すからな』
桃鳥·金「それだけは勘弁!!?!(スライディング土下座)」
謝る3メートル級の男共を横目に船内に戻る。勿論、大鎌のソワレは人型になって貰ってからじゃ無いと色々摂られる
『あれ?ポットが戻ってる…?』
鴉「これくらいは直せますよ。私、優しいので」
『その魔法を教えて下さい。俺、錬金術と復元魔法は習ってないんたです』
瞬殺出来るのに!と鴉は驚いたが、魔法と同じく俺は万能ではなく広く浅い魔法しか知らない
折角知り合った学園長だ。知識くらいは代価に貰わないと割に合わない。何せ
『乗船初日にクロとルッチに魔法ぶっ込んで、カリクスとセーラを馬鹿にしたせいで半殺しになったクロウリーを回復させた俺の方が優しすぎませんか??!!(ワンブレス)』
鴉「慎んで務めさせて頂きます(土下座)」
この日から、俺への猛特訓が始まった
(…3日で1年生の課題が終わっているですって!?)
(次の課題プリーズ!!)
(ええ、2年生に入りますよ!こうなったら私もで意地ですよ!!)
(((二人とも似た物同士だな)))