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彼の部屋と、企み...
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久々に訪れた彼の部屋は、以前と変わりなかった。
でも、所々に私との思い出の品や写真が飾ってあり、きゅん、と心が跳ねる。
「***、今日は泊っていきますよね?」
「あ、はい...///☆☆☆さんが大丈夫なら...」
「もちろん、いつでも大歓迎に決まっているでしょう?」
悪戯っぽい笑みで私の頭を撫でる彼。
「そうだ、先程のチョコとコーヒーを出しましょう。***も、コーヒーに砂糖とミルクを入れれば飲めますか?」
「はい、それなら好きです!」
「では少し待っていてくださいね」
「あっ、私も手伝います!」
ふたりでキッチンに立ち、お湯を沸かしたりコーヒーを淹れる準備に取り掛かる。
「あれっ、お店で食べてたチョコとは違うものを買ったんですね!」
「いえ、あの盛り合わせにひとつ入っていましたが、とても美味しかったのでその詰め合わせだけを買いました。生チョコ、というらしいです」
「生チョコ...!柔らかくて口の中でとろけて美味しいやつですね!」
「ええ、とても美味しかったので***にも味わってもらえたら、と。」
「わーい!楽しみです♪」
「ええ...」
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コーヒーを2杯用意して、チョコをお皿に移し替え、私たちはソファーに座り美味しいチョコをゆっくりと味わっていた。
「んん~♪本当においしい生チョコですねぇ~」
「気に入ってもらえて何よりです、それより***...あなたが可愛すぎて、もう我慢なりません...」
「えっ、あの、☆☆☆さ...っ///」
あっという間にソファーに押し倒され、熱を持った☆☆☆さんの唇が私の唇に押し付けられる。
「んっ...ふ、んん」
ゆっくりと☆☆☆さんの舌が私の口内にねじ込められ、ゾクッとした感覚が背中を伝った。
彼の舌が、私の首筋、鎖骨へと下に向かうのと同時に手際よくブラウスも脱がされる
「あっ、ゃぁ...///」
「可愛いですよ、***...」
ちゅっと音を立てながら、私の肌を吸い上げる彼。
いつの間にか、一糸纏わぬ姿にされていた私は、部屋の明るさもあり、思わず両手で胸元を隠した。
「何度抱かれても恥ずかしいですか?」
ニヤリと微笑む彼に、私は恥ずかしくなり黙って頷く。
「今日はとても良い発見をしたんですよ」
「...発見?」
嬉しそうに話す彼を見て、先程の”良いことを思いついた”という言葉がよぎる。
☆☆☆さんは、テーブルにあるお皿の上から、チョコを一粒手に取った。
「ほら、見ててくださいね?このとても柔らかくて美味しいチョコ、とても溶けやすい」
☆☆☆さんに摘ままれたチョコは、彼の指先の熱でぐにゃりと形を変える。
「これを、ほら...」
「...っ!?///」
悪戯な笑みを浮かべたまま、☆☆☆さんは私の鎖骨辺りにチョコを押し付け、滑らせた。
「やっ、☆☆☆さ、んっ...///」
「ね、愛しい***と、美味しいチョコ...いい組み合わせですね」
「あっ、ゃぁっ...、だ、めぇっ///」
☆☆☆さんの片手で、容易く私の両手は捕らえられる。
両手を上に押さえつけられたまま、彼は私の身体に溶けたチョコを塗りたくる。
胸の丸みを楽しむようにチョコを滑らせ、胸の先端には厚めにチョコを乗せていく。
塗り付け、チョコが無くなればまたお皿から一粒取り、指先で溶かして塗り付ける。
何度か繰り返されるその行為に、私の身体もビクビクと反応してしまう
甘ったるい香りが部屋に充満した。
残ったチョコと、指先のチョコをぺろっと味わう彼に、色気を感じつつもこの後を想像して自分の子宮がきゅぅっと反応する。
私の上半身に塗られたチョコ...
この後はもう、舐められるしかないのだ...
「...っ、ん...」
「それでは...いただきますね」
少し息の上がった私に、ますます興奮を覚えたような彼が言った。
「...っ!///あっ、ん、やっ、あぁっ...///」
私の鎖骨、胸の周りを彼の舌が這う。
まるでお楽しみは最後、とでも言うように、胸の先端のチョコには触れず、その周りだけを何度も何度も舐め、ちゅぅっと吸い付きながらチョコを舌で拭い取った。
「ぁっ、ゃぁあ...///ん、んんっ...ふ、ぁ...」
「...っ、最高に可愛くて美味しいですよ、***...//」
ビクビクと反応してしまう身体。
やっと舐め終わったのかと思ったのも束の間、☆☆☆さんはまだチョコの残る胸の先端に、強く吸い付いた
「っひ、ぁああ...っ!!///」
全身を、ビリビリとした感覚に襲われる
☆☆☆さんを引き剥がそうと、いつの間にか解放されていた両手で肩を押し返すが、びくともしなかった。
両手に力も入らず、ただその愛撫を受けるしかできない。
ちゅっ、と音を立てて彼が先端から口を外したけれど、艶めかしい笑みを見せてすぐにもう一方の乳房の先端へと強く吸い付いた。
「っんぅぅ...///ぁっ、ああっ...んっ」
与えられるだけの快感に、身を任せる他なかった...
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