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救急搬送
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今日は家から帰るとはるかが倒れていた。
すぐさま救急車を呼び、病院へと搬送された。
特に異常は無く、疲労だと告げられた。
病室に着くとはるかは安心した顔になった。
はるか「かいと、来てくれたんだ」
かいと「当たり前だろ」
はるか「よかった」
俺は試されていたのかもしれない。
でもそんなのどうだっていい。はるかが無事なら。
*
数日後、はるかは退院した。
何事もなかったかのようにいつも通り過ごしていた。
すると突然、はるかが「なんで私のこと突き放さないの?」と聞きてきた。
意味がわからなかった。
かいと「はるかが大切だから」
はるか「そっか」
突然の質問で内心混乱していた。
でもはるかはいつものように接してきた。
嫌な予感がしたのは何なのだろうか。