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夏は暑いですね!!!(ギャグ甘)
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とても…とても、大変な事が起こっている…!!!!!!!!!
「…もぉぉ~…何で空調が壊れるの…っ!!!!!!!」
どういう機械トラブルなのか…我がカルデアは、只今空調が効かなくなっている。
自室で、もぅ裸でも良いような気がするが、そこはグッと堪えてキャミソールとショートパンツのなかなか際どい格好をしている。
だって仕方ないよね。暑いんだから。
もう何もしたくない…ベッドの上で大の字になって転ぶ。
……と、部屋のドアが開く。
「……何て格好をしているのですか…」
アルジュナさんだ…。まぁ私の部屋に自由に入れるのは彼くらいだろう。
「だってぇ~…暑くないですか??」
「いえ…特には。」
流石インド出身…暑さには慣れていらっしゃる。
「嘘だぁ。暑いもん…」
思わず敬語が抜ける。
彼はベッドに近付くと、端に腰を掛ける。
「ほら、お腹が見えていますよ。」
キャミの端を摘ままれる。その指が私のお腹を撫でる。
「ひゃうっ!?…もう、くすぐったいじゃないですか…!!」
一瞬、驚いた顔をして、ニヤリと笑う。
「……ここは…どうでしょう。」
そのまま指の腹で撫で、おへその回りをくるりと1週撫でる。
「んぅ、…ぇ、待って待って…」
この暑い中何をするんだこの人は…!!
「こんな格好をしている碧衣が悪いのですよ。」
そのまま、指がおへそに入る。
「っぅ、やだ…汚いですよ…」
汗もかいている。あまり綺麗とは言えないだろう。
「汚い所なんて、ありませんよ。」
…もう、またそんな事を言って。
恥ずかしい事を平気で言うんだから、困るよ。
「でも…汗が…っ」
自然と、頭の下にある枕を握る。
「そうですね…」
一通り、私のおへそで遊んで、指は離れる。
何がしたいんだこの人は…抵抗しない私も私だが…
「はぁー…もぅ、変な事しないでくださいよ…」
余計に汗が出た気がする。
「もうヤダ…シャワー浴びてきます…」
ゆっくりと体を起こし、立ち上がろうとすと、私の体は捕まる。
「まぁ待ちなさい。」
「だぁぁぁぁ!!!!!もうっ、暑いんですから引っ付かないで…!!!!!!!」
腰を掴まれ、引き寄せられる。
「っ…ぇ…逆に、何がしたいんですか…??」
寧ろ疑問に思う。私が嫌がるのを楽しんでるとしか思えない。
「いえ…普段と貴女の様子が違うので、面白くて」
ほ~~~らね!!!!やっぱり!!!!
「うぅぅ…意地悪っ…暑い暑い暑い~~~っ!!!!!!!!」
手足をバタバタ動かし抵抗する。
「私に力で敵うわけないでしょうに。」
不敵な笑みを浮かべ、私を見下す。
知ってます。アルジュナさんの筋力がどれだけあるかなんて。
私が暴れた所で何も変わらないだろう。
「はぁ…もう、疲れた…動けない…」
先程の抵抗で体力を使い果たした。
ぐったりとした私の体を、彼は抱き上げる
「…どこ、連れてくんですか…」
「シャワーを浴びるのでしょう??行きましょう。」
まさか、一緒に入ると言うのだろうか…
「変なこと、しないでくださいね。入るだけですからね。」
「変なこと、とは例えば??」
「たっ、例えば…!?それは…シャワー浴びる以外の事ですよっ!!!!」
確実に私に言わせようとしている。
「…善処しましょう。」
はっきりと、しないと言わない辺り信頼してはいけない。
もう、とにかく汗を流したい。
今はシャワーが最優先だ。もう多少の事は諦めよう。
少しだけ、抵抗したくなり彼の胸板を叩く。
すると頭を小突かれた…
「痛いです…この…筋力A…アーツゴリラ…」
「…それ、悪口ですか」
「顔面偏差値高いんだよ~…あと…イケボ…」
「後半は褒め言葉ですね。」