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先輩。
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あれから数日がたち、私は焦っていた。
___ドーーン!
____カキーン!
今敵襲真っ最中です。
目の前には厳つい海賊。
「まさか白ひげの船に女がいるなんてなぁ。」
『....食べても美味しくナィ、デス、よ。』
ニヤリと気持ち悪い笑みを浮かべた
その海賊は私の体をしたから上へと
品定めするように見て
「ちぃと胸は小せぇが、慰みものにはなんだろォ。」
イラッ。
「そぉだよぃ。貧乳だからやめとけよぃ。」
後からマルコが告げ口をする。
プチン。
『....ふはははは。....死にさらせえええええっ!!!!』
ガツンとしたからその海賊の顎を蹴ると
呆気なくそいつは下に崩れ落ちた。
『....ちょっと!!マルコ!!どういうつもりよ!!』
戦闘中にもが変わらずマルコを追いかけまわす。
まあ、あらかた敵は片付いているから問題ないだろう。
するとマルコは不死鳥の姿になり
敵船に向かっていった。
『あ!!こらぁ!!逃げるなぁ!!!』
すると隣りにストンという音がきこえた。
「お!ユカコ大丈夫か!」
『エース!!大丈夫!逃げ足は自信ある!』
「お、おぉ;」
遠くでエースの名が叫ばれ後ろを振り向くと
何人かがエースと私を取り囲む。
私にとっては恐怖である。
「ユカコ!捕まってろ!」
そういってエースは私の肩に腕を回す。
あ、やばい。鼻血でそ←
「火拳!!!!!」
____ゴオオオオオオオッ
流石エース。
目の前の敵がみんな丸焦げです。
どうやらそれが最後だったらしく
兄弟たちは戦利品をとりに敵船に
潜り込んでいる。
「エース!ありがとう!」
私はニコリと微笑みエースを見上げる。
185㌢のエース、首が若干痛い。
「おう!怪我ねぇか?」
こちらもあの太陽のような笑みを浮かべ
私の頭をワシャワシャと撫でる。
あぁ、至福の時。
私はコクリと頷くと煙を上げている
敵船をみた。
呆気なかったなぁ。
天下の白髭に喧嘩売るなんて馬鹿ね。
そしてエースはなにを勘違いしたのか
お前も戦利品漁るか?
なんて言ってくるもんだから
興味本位でエースと一緒に
敵船に乗り込んだ。
そして、あるものを見つける。
麦わら海賊団
黒足の女マイ
賞金5000万ベリー
『え、、、、えええええーーーーーー!?』
私より先に懸賞金がついたらしいマイ
張り紙には滅多に見せない満面の笑みを浮かべた
マイがサンジに肩を抱かれていた。
『わたしより先に.....ふふっ。元気そうでよかった。それより、懸賞金が5000万ベリーなんて!』
____先輩ね。
後を向いたら同じくルフィの張り紙を見つけたらしいエースが嬉しそうに、これ俺の弟なんだ!
って思い出話を兄弟たちにし始めている。
それを見て私はマイの
貼り紙を手に取るとエースのところへ
かけていった。
.....To be continue.