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違和感と歯車が回る。
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最近自分の体に違和感を感じていた。
一つは喉が乾かないこと。
それともう一つは......
『エース!!』
「おーい!エースが海に落ちたぞ!!」
「おい!サッチ!助けてやれよぃ。」
そういって私の隣りにいたサッチを
呼びつけたマルコ
「ったく!人使いの荒い!!!」
そう言いつつも上着をぬいで海に飛び込む
サッチはそうとう人がいい。
もうそろそろ上がってくるかな?と
海を除きこめばそれと同時に海面に浮上してくる
サッチとエース。
「っっっは!....あーダメだ力がはいらねぇ。」
「....てめぇは重いんだよ!!筋肉バカ!!!」
そういって上がってきたエースに肩を貸そうと
寄り添うとストンとエースが甲板に膝をつく。
「!?」
『!!大丈夫!?エース??』
エースは不思議そうに私をみている。
「い、いや、なんでもねぇ。」
そういってまた肩を貸そうとした私に手を上げて
大丈夫だと言うとだるそうに歩きながら
船内へと入っていった。
「エースのやつどうしたんだ?」
そういって櫛でリーゼントを整えてながら
私のもとに歩いてきたサッチ。
『....わかんない。』
マイはサンジの女として仲良く
やっているだろうに私はエースとの距離を
兄弟以上ちぢめられずにいた。
「あとよ、エースを助けた時に海底でこれも見つけたんだ!」
そういって掲げた悪魔の実。
_____背中に冷たい汗が滲み出た。
私の後ろでティーチの雰囲気が変わった。
.....To be continue.