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鴉がやってきた日(鰐鴉著)
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鴉がやってきた日
船を港に停めて、久々に買い出しをしようとした矢先に事は置きた
明らかに場違いな格好の長身の男が賊に絡まれていた
「何ですか、貴方達。ちゃんと仕事して暮らしなさい」
『無理でしょ。そう云う生き方しか出来ないんだし』
俺は当たり前の様に口を挟んでしまった
賊は俺の顔を見た瞬間に怯えて逃げてしまった
『アンタ余所者でしょ?海盗賊相手に肝座りすぎ。魔法使いでも厄介になる能力者は少なくないんだよ』
「…貴方、魔法士ですか?」
この日、俺は鴉を拾った
親愛なる死の招待者
ディア·クロウリー
(一応衣食住は用意するよ)
(パフェ作って貰えますか?)
((ブフッ))